婚活シェアハウスとは?恋人作り目的で入居するのはありなの?

婚活と言えばParty・Partyやシャンクレール、エクシオなどの婚活パーティーと、最近流行りのマッチングアプリで婚活する方法、あとは結婚相談所が挙げられますが、「婚活シェアハウス」という言葉も流行りつつあるようです。

そんな婚活専用のシェアハウスがあるのか?と、かなり気になって色々調べてみたので、婚活シェアハウスが有用なのかご紹介していきます!

婚活シェアハウスとは?

婚活シェアハウスというのは結婚願望のある人、あるいは恋人が欲しいと思っている人が集まるシェアハウスというだけで、実際に【婚活シェアハウス】という名前のシェアハウスは存在しません。

シェアハウスはもともと他人が共同生活をする場、家賃を安く抑えるという名目で利用されていましたが、同時に新しく友達を作ったり、ビジネスパートナーを見つけたり、恋人作りをする目的として入居する人も多いです。

婚活シェアハウスという言葉が流行りだしたきっかけはテレビでも取り上げられた【コンフォート蒲田】というシェアハウスです。

普通の小さなシェアハウスの人数はせいぜい10人~20人規模のものですが、コンフォート蒲田は260人の男女が入居できる日本最大規模のシェアハウス。

専用ハウスではないので男性でも女性でも入居でき、男女比が約6:4というバランスの取れた割合にもなっているため、自然とそのシェアハウスで恋人同士になる人が多く、その結果それがテレビで取材されて婚活シェアハウスという言葉が流行りだしました。

260人にも入居できるのに今では満員で入居待ちをするほどの人気であることから、シェアハウスを婚活目的として利用する人がいかに多いかがわかります。

確かに社会人にもなると出会いの数は少なくなりますし、職場に異性がいないってケースも多いですからね。

数百規模で異性と毎日顔を合わせられる環境というのは考えてみれば最強なのかも。それに婚活パーティーやマッチングアプリと違って”自然と出会える”というのも人気の秘密なのかもしれません。

流行っているのはシェアハウスというよりソーシャルアパートメント

シェアハウスという言葉の方が一般的ですし、わかりやすいですがコンフォート蒲田のような大規模なシェアハウスは具体的にはソーシャルアパートメントと呼ばれます。

入居できる人数の規模が全然違うという点はもちろん、ソーシャルアパートメントは設備がとても豪華で、広いラウンジやスタジオ、ビリヤード台などの遊び場もあったり、一人ひとりの部屋が一人暮らしと同じようにちゃんと仕切られていてプライベート空間に配慮されています。

参照:https://bizcomfort.jp/tokyo/kamata.html

婚活シェアハウスという言葉だけ聞いて安易に少人数のシェアハウスに入居してしまうとイメージと違って後悔する可能性があります。

少人数となると異性と交流できる数が少なくなってしまいますし、ソーシャルアパートメントと比べるとシェアハウスは交流に少し消極的なので全く異性と関わられずに過ごす羽目になる場合もあります。

婚活シェアハウスに住むメリット

自然に出会えること

これまで婚活パーティーには何十回も行きましたし、マッチングアプリも半年ほどやっていましたが、やっぱりこういった出会いの場は自然な出会いじゃないんですよね。

強制的に異性として見ることになるので、対象として見られなければマッチングできませんし、仮にデートできてもすぐにドタキャン、既読無視とかで切られることが多く、病む人もいるぐらいです。

シェアハウスでの出会いなら異性として見なくても友達として接することができますし、自然な出会いなので仲良くなるチャンスが多いのが利点だと思います。

最初は友達としか思われていなくても、接するうちにお互いのことを知って恋仲に発展するケースはいくらでもあります。

接触回数が多い

シェアハウスに住むということはそれだけ接触回数が多いということです。毎日顔を合わせようと思えば簡単にできますし、忙しいというのも関係なしに帰る場所なので仲良くなりやすいというメリットがあります。

心理学でも単純接触の法則というものがあり、接触回数が多ければ多いほど好意的思われる可能性も高くなるのでシェアハウスで婚活というのは理にかなっているのかも。

プライベートな部分を見られる

異性とデートすることになったとしても相手の一面しか見ることはできません。普段どんな生活スタイルなのか、家ではどんななのかを全く知ることはできませんが、シェアハウスで出会えるなら話は別。

完全にオフな姿を見ることができますし、相手の生活リズムも把握しやすく好みや趣味なんかも簡単に把握することができます。

コミュ力があがる

仮に恋人ができなかったとしてもシェアハウスに住むことはある意味自分のスキルアップに繋がります。

一人暮らしだと人と話す時間なんてほとんどないですが、シェアハウスは毎日他人と顔を合わせる生活なので、人見知りが克服できたり、毎日話すことで異性耐性がついたり、コミュ力があがります。

コミュ力があがれば結果的にシェアハウス以外でも異性と仲良くなれる確率も高くなるが利点。

婚活シェアハウスに住むデメリット

トラブルが多い

これはシェアハウス全般に言えることですが、しょせんは他人なので共同生活を送っていると一人暮らしには絶対にないトラブルが起こります。

例えば言い争いなんかもそうですし、冷蔵庫に保管にしていた自分のものがなくなる、ラウンジに物を忘れてしまうと盗品に遭う可能性もありますし、他人との共同生活はストレスが溜まります。

いくら出会いが欲しくても他人との共同生活が苦手って人には苦痛でしょうね。

別れたときに気まずくなる

仮にもし付き合えたとしても、その後どうするのかが重要になってきます。シェアハウスで恋人になった人の大半はそのままシェアハウスに居続けることになりますが、他の異性と話しているのを見て嫉妬することもあるでしょう。

それこそ自分に飽きて他の異性に乗り換えられてフラれたら最悪。

別れた後は超絶気まずいですし、引っ越すかどうか悩むことにもなります。

また、一度交際した過去があるとそれが原因で他のシェアハウスの住人と新たに恋仲に発展しにくかったりもするので弊害は多そう。

家賃があまり安くない

婚活シェアハウスと呼ばれているものはソーシャルアパートメントという物件です。

実際に普通のシェアハウスと家賃を比較してみました。

ソーシャル シェアハウス ドミトリー
家賃 82,000円 61,800円 61,800円
共益費 8,000円 12,000円 7,000円
光熱費(固定) 約11,000円 0円(共益費) 0円(共益費)
合計 101,000円 73,800円 46,000円

豪華な設備だったり、一人ひとりの部屋がちゃんとしていることもあって、シェアハウスと言えでも安くはありません。

一人暮らしの賃料とほとんど同じなので「家賃も安くて出会いもあるなんて一石二鳥」とはいかないのが現実。

小規模のシェアハウスでも一応出会いはあるものの、そうすると出会いの幅は狭くなってしまいますからね。

わざわざ引っ越しするのが手間

個人的にはこれがちょっとネックに感じています。

普通に婚活パーティーにいくだけならその日だけの手間ですし、マッチングアプリなんて家で寝ころびながら異性を探せるという手軽さが魅力ですが、シェアハウスに住むとなると生活環境そのものが変わります。

いちいち引っ越しの手続きをしなければいけないですし、シェアハウスで自分が上手くやっていけるかというのも不安。

私のような人見知りにはちょっと大変に感じます。

行動力があるなら婚活シェアハウスはおすすめ

調べてみると確かにシェアハウスで婚活、恋人を探すというのはかなり効率的なように思えます。

個人的には他人との共同生活という部分が非常にネックなのでいまだに行動には移せませんが、行動力のある人や兄弟がいてそういうのが気にならない性格の人はもってこいの環境だと思います。

婚活パーティーなんて男性だと1回あたり6,000円ぐらいかかってしまいますし、マッチングアプリだと何度も連絡を取り合うというのが難点でしたが、そういうデメリットが一切ないのは婚活シェアハウスならではの魅力だと思います。

婚活シェアハウスの探し方

やたら名前だけ流行っていますが、婚活シェアハウスで検索してもそんなドンピシャなシェアハウスなんてありません。

それと小規模なシェハウス物件を探しても意味がないので探すならソーシャルアパートメントということになります。

ネットで有名なサイトは2つ。

1つはオークハウス。

オークハウス公式ページへ

オークハウスは東京を中心としたシェアハウスの専門サイトで、小規模なものから100名規模のシェアハウスまで数多くそろえています。

初期費用や家賃などもわかりやすいですし、見やすいのでおすすめ。

もう1つはソーシャルアパートメントという大規模シェアハウスの専門サイト。

SOCIAL APARTMENT公式ページへ

基本的には50名~100名の大規模なソーシャルアパートメントばかり取り扱っていて、オークハウスと合わせて使いやすいと思います。

間取りや部屋の写真も多いので生活を想像しやすくて見ているだけでもシェアハウスはありだと思わせてくれます。

シェアハウスの男女比って物件によって違いはありますが、だいたい5:5や6:4ぐらいの割合なので、自然と恋仲に発展しやすそうですね。

ただ、まじで婚活したいなら入居前に男女比についてはちゃんと確認した方が良さそうです。外国人の比率についても念のため聞くべきでしょう。

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